長谷川家

現代社会が生み出したモンスター

 
俺っちが現代社会に恐れを抱いていると独白したのは皆さんの記憶にあるはずです。
つけくわえると近所の人も怖いです。
ご近所さんは、こんなような話をしているに違いないって勝手に決めつけています。
 
「かしらかしら、ご存知かしら?」
「長谷川さんの息子さんってニートなんですって」
「まぁ、エヌ、イー、イー、ティー。あのニートかしら?」
「プーですよ。プー。社会にコミットできてないらしいわよ」
「まぁ、年金も未納なんでしょうね」
「かわいそうだわ。日本国憲法第27条すらも知らないんでしょうよ」
「長谷川さんの息子さんを見かけたら、かわいそうって言ってあげないとね」
「かわいそうな人にかわいそうって言ったらダメよ。かわいそうな人は、がんばれ、がんばれって応援してあげないと」
「ま、私には関係ないけど」
「私もよ。ま、なるようにしかならないわ」
「自由気ままにやった結果がアレだと思うと感動して涙がでてくるわね」
「一番かわいそうなのは長谷川さんの息子さんではなくて、長谷川さんだわ」
「そういえば長谷川さん、老けたわね」
「もともとブスだったけど、よりいっそうブスになったわ。私もあんな容姿に生まれたかと思うと、社会を呪うばかりか社会のシステムそのものを呪うわ」
「顔に性格の悪さがにじみでていますわよね」
「長谷川さんの息子さんは幸せになることはないけど、事件だけは起こさないでほしいわ」
「事件は起こすだろうけど、私たちに火の粉がふりかからないようにしてほしいわ。一家心中ってのがいいわね」
「かしらかしら、ご存知かしら?」
 
年金が未納だってのは事実ですが、
先週の旗日と土曜日も行きました。
 
終わり